新築一戸建ては見えない場所を要チェック!
新築一戸建てを買うことは、人生でとても大きな買い物です。ですから、しっかり最終の契約前に点検することが大切です。
見えている小さなフローリングのへこみや、壁紙の汚れはすぐにわかりますが、見えない場所の床下、天井を確認します。
床下は、給湯の排水パイプが通っています。パイプのジョイント部分が緩んでいたり、外れていたりすると土間コンクリートに水がたまったり、乾いてもカビがはえて床下から家が蝕まれてきます。
次は天井の点検です。天井裏に断熱材がきちんと量が入れられているかを見ます。クローゼットの天井などに、蓋があるのでそこを開けて確認します。
はじめの契約時よりも少ない時は手抜きをされています。この量で本当によいか業者に確認します。
点検時には、100均でも売っている水平計を持って行きましょう。各部屋の床に置いて、家が傾いていないか確認します。他にキッチンと、洗面台の中のジョイント部分も緩みや、漏れがないか確認します。
見えない場所をしっかり自分の目で点検し、後になってせっかく買った新築一戸建てが、欠陥住宅だったとがっくりしないために疑問に思ったことがあれば、すぐに業者に確認しましょう。
新築一戸建ての注文住宅と建売住宅の違いとは?
新築一戸建ての注文住宅と建売住宅の違いについて考えて行きたいと思います。
注文住宅の場合は、土地の選別から始まり、間取り、外観、室内の仕様など住宅の設計全てを自分好みにすることが出来ます、予算の許す限り、選んでいけるのですが、楽しみでもありますが、大変でもあります。
自分好みにしようと思うと予算オーバーになることがほとんどです。カタログなどで良いものを見すぎてしまうため、希望を落とすのが大変です。
また、ハプニングが起こることもあります。土地に問題があり、工事に追加料金が生じたり、また、工期が予定より大幅に送れたりなど、出来上がるまで何があるかわかりません。しかし出来上がった家には、満足感でいっぱいになります。
建売の場合は全て出来上がっているため、色々なことを迷う必要もなく、その家全てを自分が気に入るかだけです。
追加料金が必要になることもありません。勿論いつでもお引越しが可能です。
注文住宅は、自分の希望に近いものが出来る楽しみがあります。建売住宅はは色々なことを選ぶことはできませんが、建てる工程で悩む必要はありません。
どちらを選んでも新築一戸建てには変わりはありません。選択は、個人の考えによるものが大きいですが、購入を思い立たった時に先にどちらの住宅に出会い、気に入るかのがという一種の縁によって決まるのではないでしょうか。