新築一戸建ての隣の建物との隙間を確認する
建売の新築一戸建てや、一から作り上げる注文住宅を購入する場合は、隣の建物との隙間を確認することが非常に重要です。
あまりにも隣との隙間が狭い図面になっていたり、隙間が狭くて危険な状態である場合は、しっかりと建設会社や担当の営業の方に相談したり意見を伝えることが大切です。
何故しっかりと確認することが重要なのかと言いますと、予期せぬ近隣トラブルに発展する可能性があるからです。
新築一戸建てと隣の建物があまりに近いと、騒音のトラブルが起きやすくなります。
普通の話し声であっても、窓を開けていると聞こえてしまう可能性もありますし、大きな音を立てると尚更です。
更に、中の様子が丸見えになってしまうこともありますので、プライバシー的にも問題が生じてしまいます。
そうなると非常にややこしくなりますので、事前の回避が必要となります。
隣の建物との間隔を保つことや、建売の場合は間隔が空いている新築一戸建てを探すこともお勧めします。
後々の近隣トラブルを起こさない為にも、是非参考になさって下さい。
建築確認申請と検査済証の違い
一定規模の新築一戸建てなどの建築物を建てる場合、まず事前に確認申請の手続きが必要であり、建築基準法にのっとった計画となっているかを公的機関に確認してもらうことが必要になります。
確認申請をしっかりと行い、問題のないしっかりとした計画となっている場合には、確認済証が交付されることとなり、その後に建築物の工事を着工することができます。
また、建築工事が完了した後には、完了検査を受けることが必要であり、完了検査に合格することで、検査済証が交付されることになります。
確認済証は計画が適法であることの確認したものであることに対して、検査済証は完成した建築物が適法に作られているということを公的に証明するものとなります。
新築一戸建て住宅を購入する場合、確認申請をしっかりと行っていることは当然として、完了検査をしっかりと受けていることも確かめることが必要になります。
検査済証の有無は事前にしっかりと調べておくことが大切になります。